初心者の指針となるコンテンツをスペースに追加する
スペースの基本的な運用ルールが決まり、ノートブックやタグをいくつか作成したら、作成したノートブックにコンテンツを追加しましょう。関連性のあるノートをあらかじめ入れておけば、他のメンバーがノートを追加・編集していくうえでの指針にもなります。Evernote にコンテンツを保存すればするほど、チームにとっての利用価値が高まります。情報の集約化が進めば、他のメンバーの持っている情報やアイデアが発見しやすくなり、プロジェクトに関連するノートもすばやく簡単に共有・検索できるようになります。
最初にこうしてノート、ノートブック、タグをいくつか用意しておくことで、チームメンバー全員が戸惑うことなくすぐに Evernote Teams を活用することができます。
Evernote を初めてご利用になる方は、こちらでノートの作成方法をご確認ください。
すべての最新情報を一ヶ所に集約
プロジェクトでは、オンラインの情報、参考文献、過去の企画などからアイデアを経て、チームでブレインストーミングを行い、最終的なプランを文書にする、といった具合にさまざまな情報源とファイルタイプを取り扱います。Evernote Teams ならそのすべてを一ヶ所に集約して保存できるため、チームメンバー全員がいつでもすぐに必要な情報を参照できます。
以下はスペースのノートに追加できるさまざまなコンテンツの例です。
- プロジェクトの概要と進捗状況
- Web のクリッピングや記事
- 写真
- 作成中の原稿
- 予算管理のためのスプレッドシート
- アクションアイテムが記載された、ミーティングの議事録
ミーティングでは、Evernote モバイルアプリのカメラ機能を使ってホワイトボードの写真を撮影しておきましょう。ミーティング中に出されたアイデアを、プロジェクトの情報や関連資料と一緒に Evernote に保存しておけば、後から検索するのも簡単です。
既存のコンテンツを Evernote に追加する
Evernote 以外のところで作成されたコンテンツを追加するのも簡単です。書類やスプレッドシート、プレゼンテーション資料、PDF、またはスキャン文書など、チームが日常的に作成、収集、共有、参照しているコンテンツはファイル形式を問わずノートにドラッグ&ドロップするだけで Evernote に追加できます(Evernote for Mac・Windows をご利用の場合)。
Evernote Teams に保存するコンテンツの例をチーム別に紹介します。
-
ソフトウェア開発者
- ミーティングの議事録
- 仕様書
- 試作品・モックアップ
- 画像
- リリーススケジュール
-
プロダクトマネージャー
- Web クリッパーで集めた記事
- タスクリスト
- ブレーンストーミングで書き出したアイデアを撮影した写真
- プロジェクトの工程やスケジュール
-
上級幹部
- スタッフやマネージャーからの進捗報告書
- パフォーマンスのレビュー
-
マーケティング担当者
- プロジェクトの概要
- 状況報告
- プロジェクトの工程
- キャンペーン指標
- 試作品・モックアップ
-
営業担当者
- 顧客プロフィール
- 請求書
- 販売履歴データ
- 予測レポート
- 潜在顧客レポート
更新