管理コンソールは、アカウント管理者が Evernote Teams アカウントの情報、ユーザ、コンテンツを管理する場所です。アカウント管理者は以下のような操作が可能です。
- アカウントの概要を表示する
- ユーザを追加・管理する
- スペース、ノートブック、ノート、タグ、ゴミ箱を表示・管理する
- アカウントの請求情報、セキュリティ、ツールとの連携を表示・管理する
Evernote Teams アカウントの管理者は管理者コンソール (https://www.evernote.com/business/AccountSettings.action) にアクセスできます。
以下は管理コンソールの各ページの概要です。
概要
「概要」ページには、現在のユーザ数やチームノートブック数など、Evernote Teams アカウントの概要が表示されます。Evernote Teams への招待をここから行うこともできます。
管理コンソールの「概要」ページでは、以下のようなアカウントに関する情報をすばやく確認できます。
- ユーザ数
- 招待したユーザのうち、未参加のユーザ数
- アカウント管理者数
- 今月の使用状況
ユーザの追加
「ユーザを追加」ページでユーザのメールアドレスを入力し、「招待」をクリックすることで、新しいユーザをチームに招待できるようになりました。
ユーザの管理
「ユーザの管理」ページでは、以下のような操作を通じて Evernote Teams のメンバーを管理できます。
- チームの全ユーザのリストを表示
- チームアカウントからユーザを削除
- 未処理の招待状について再送または取消
- 他のユーザに対して管理者の資格を付与または取消
- ユーザの Evernote アカウントに関連付けられたメールアドレスの変更
- Personal ギフトコードを送信 (アップデートされていない Evernote Teams アカウントのみ)
「ユーザの管理」ページには、それぞれのユーザについて以下のような情報が表示されます。
- 名前:ユーザの Evernote アカウントに紐付いている名前が、そのユーザのすべてのチームノートブックに表示されます。ユーザがチームノートブックを社内全体で共有している場合は、そのユーザの名前がチームノートブック内の連絡先としても表示されます。
- メールアドレス: ユーザの Evernote アカウントに関連付けられているメールアドレスです。
- 参加日: ユーザがチームアカウントに参加した日です。
スペース
「スペース」ページではスペースの管理ができます。ここにはチームアカウントで作成されたスペースの一覧が表示されます。アカウント管理者はすべてのスペースに参加可能で、各スペースのメンバーと権限レベルの管理およびアカウントディレクトリにおける公開レベルの変更が可能です。
スペースディレクトリにおける公開レベル
スペースには、以下の 5 つの公開レベルを設定することができます。
- アカウントディレクトリに未掲載: 参加メンバーのみに表示されます。現在のメンバーから招待を受けない限り、他のチームユーザにスペースが表示されることはありません。
- 掲載済み - 他のユーザはアクセス権のリクエストが必要: 同じチームに所属するユーザ全員に対してアカウントディレクトリ上で表示されます。ただしユーザがコンテンツを閲覧するには権限のリクエストが必要です。
- 掲載済み - 他のユーザは閲覧権限付きで参加可能: 同じチームに所属するユーザ全員に対してアカウントディレクトリ上で表示されます。ユーザはスペースに参加し、コンテンツを閲覧することができます。
- 掲載済み - 他のユーザは編集権限付きで参加可能: 同じチームに所属するユーザ全員に対してアカウントディレクトリ上で表示されます。ユーザはスペースに参加し、コンテンツを閲覧・編集することができます。
- 掲載済み - 他のユーザは編集&招待権限付きで参加可能: 同じチームに所属するユーザ全員に対してアカウントディレクトリ上で表示されます。ユーザはスペースに参加し、コンテンツの閲覧・編集、および他のメンバーの招待と権限の変更を行うことができます。
ノートブック
「ノートブック」ページでは、そのアカウントにある、すべてのチームノートブックを管理できます。チームノートブックのコンテンツをエクスポートしたり、チームノートブックを削除したり、別のユーザにチームノートブックを共有したり(たとえば誰かがプロジェクトを引き継いだときなど)が可能です。
「ノートブック」ページには、各チームノートブックに関する次のような情報が表示されます。
- ノートブック名: チームノートブックの名前です。
- 連絡先: チームノートブックを会社全体で共有した際に表示される連絡先の社員の名前です。連絡先として表示される社員を変更しても、そのチームノートブックを作成したユーザの権限は変更されません。
- メンバー:チームノートブックに参加しているユーザの数です。ディレクトリから参加したメンバーと、個別に招待を受けて参加したメンバーの両方が含まれます。
- 共有ステータス: チームノートブックの現在の共有ステータスです。共有されていない、個別のユーザと共有している、ディレクトリに公開しているといったステータスがわかります。
- 種類: アップデートされていない Evernote Teams アカウントでは、各ユーザのデフォルトのアカウントノートブックは、管理コンソールでそれとしてマークされます。デフォルトのアカウントノートブックに対してできる操作は、エクスポートのみです。詳細はこちら >>
共有権限
共有権限には、以下の 3 つのレベルがあります。
- 閲覧が可能: ユーザはノートブックに参加して、コンテンツを閲覧することができます。
- 編集が可能: ユーザはノートブックに参加して、コンテンツを閲覧・編集することができます。
- 編集・招待が可能: ユーザはノートブックに参加して、コンテンツの閲覧・編集、および他のメンバーの招待と権限の変更を行うことができます。
ノート
「ノート」ページでは、共有されたすべてのチームノートの権限を管理できます。
タグ
「タグ」ページでは、チームアカウントのノートに割り当てられたタグについて、名前を変更したり、削除したりできます。タグの隣に表示されているチェックボックスをオンにして、上部のドロップダウンメニューから実行する操作を選択します。
ゴミ箱
「ゴミ箱」ページでは、削除されたチームノートを元に戻したり、ゴミ箱から完全に削除したりすることができます。
- ノートの復元: 過去に削除されたチームノートを復元するには、ノートを選択し、「復元」をクリックします。
- ノートの削除: ゴミ箱に入っているノートを 1 つずつ削除するには、削除するノートを選択して「削除」をクリックします。チームのゴミ箱に入っているすべてのノートを一度に削除するには、一覧の上部にある「ゴミ箱を空にする」ボタンをクリックします。なお、この操作で完全に削除したチームのノートは復元できませんのでご注意ください。
注: アカウント管理者が実行した変更内容を各ユーザが確認できるのは、それぞれのアカウントを次回同期した後になります。
請求情報
「請求情報」ページでは、会社やチームの支払いに関する現在の設定を確認することができます。また、次回の支払予定日や課金対象のユーザ数、ユーザ数に応じた合計請求額などといった、現在の請求に関する概要も表示されます。請求情報の内容は「請求情報を編集」をクリックすることで変更することができます。
請求履歴
「請求履歴」ページでは、利用料金の支払いを証明する領収書を確認することができます。注文番号をクリックして、お使いのブラウザの印刷機能を使えば、領収書を印刷することも可能です。また、Evernote Teams アカウントが作成された日もこのページで確認できます。
アクセス履歴
「アクセス履歴」ページには、Everenote Teams のコンテンツにアクセスしたユーザに関する記録が表示されます。ユーザがチームコンテンツにアクセスするたびに、そのユーザの名前、使用したアプリケーションクライアント、IP アドレス、アクセスした日付やおよその時間が記録され、このページに表示されます。
シングルサインオン
「シングルサインオン」ページでは、ご利用の Evernote Teams についてシングルサインオンを設定・管理することができます。詳細はこちら >>
Salesforce
ご案内:2023 年 10 月より、「Evernote for Salesforce」との連携を終了いたします
現在、アップデートされていない Evernote Teams アカウントのみでご利用いただける「Salesforce」ページでは、Salesforce との連携について管理できます。このページには、詳細なインストール手順やチームのアクセスコードなどが記載されています。
SCIM
現在、アップデートされた Evernote Teams アカウントでのみご利用可能な「SCIM」ページでは、チームアカウントのユーザを自動でプロビジョニングするよう設定できます。詳細はこちら >>
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