ご存じでしょうか? 写真を撮影した時や、ノートに画像ファイルを添付した時に、Evernote は手書きの文字を含む、ファイル内の文字を検出して認識します。
文字認識の仕組み
JPG、PNG、または GIF 形式のファイル内のキーボード入力された文字および手書きの文字は、Evernote のインデックス化システムにより評価されます。対象となるのは、以下のいずれかの向き(± 2 ~ 3 度)で書かれた文字です。
- 0° – 通常の横書き文字
- 90° – 縦書き文字
- 270° – 縦書き文字
斜めに書かれた文字や逆さまの文字を含め、上記にあてはまらない文字は無視されます。画像ファイルがインデックス化されると、複数の結果が戻される場合があります。たとえば、インデックス化システムが、ある単語を検出して、それを「cat」、「bat」、または「3at」のいずれかと判断するような場合です。
文字、特に手書きの文字が検出され、インデックス化される確率を高めるには、以下のガイドラインを参考にしてください。
- 手書き文字が読みやすければ読みやすいほど、正確にインデックス化され検索可能できる確率が上がります。読みづらい筆跡だと、Evernote もそれが何と書いてあるのか読み取るのに苦労します。
- 繰り返しになりますが、Evernote は読み取った単語について、可能性のある結果を複数戻します。たとえば、ある JPG ファイルに「flat」と書いてあったとしたら、「flat」、「float」、そして「fiat」とインデックス化される場合があります。
Evernote は現在、キーボード入力された文字については 28 言語、手書きの文字については11 言語に対応しています。インデックス化する言語は事前に「アカウント設定」の「文字認識に使用する言語」で選択することができます。
例
- レストランのメニュー(テイクアウトのメニュー含む)の写真を撮り、今後の参考に Evernote アカウントに収集。
- ワインやビールのラベルの写真を撮り、飲んだ感想を記録。
- ギフトカードやクーポンの写真を撮り、ちょっとしたヘソクリを整理。
- 手書きの誕生日カードの写真を撮り、いつでもあたたい気持ちに。
- 保証書や取扱説明書など、紙媒体の大事な情報の写真に撮り、デジタルに保存。
キーワード:
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- 画像ファイル内の文字
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